こんにちは サマンサ・ホームステージング、広報のMです。
弊社オフィスでは、様々なアートやオブジェが飾られている他、毎週プロのフラワーアーティストが訪れて季節の草花を美しく生けてくださるなど、様々な空間演出でお客様をおもてなししています。
スタッフにとっても、このような素敵な空間で働くことで、季節やトレンドを敏感に感じ取ることができ、仕事のモチベーションやクオリティアップにも繋がっています。
今回は、社内のアートを模様替えしたので、少しだけご紹介したいと思います。
代表から、アートの楽しみ方についてのコメントもありますので、是非最後までご覧くださいね!
実は代表の大西はアート業界出身。
オフィスに飾られるポスターやオブジェ、グリーンまで、代表が全て選んでいます。
▲コミュニケーションエリア壁の展示
手前は、ヴァージニア州生まれのアメリカ人アーティスト、サイ・トゥオンブリーのポスター。
奥は、ドイツ出身のヨゼフ・アルバースのポスターです。後にアメリカに移住し、バウハウスで学びバウハウスで教鞭をとったアーティスト。絵画シリーズ「正方形讃歌」は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
▲会議室の展示
こちらもアメリカ人アーティスト、サイ・トゥオンブリー。ブルー濃淡の文字(おそらく文字??)だけで構成された一枚で、ぐっと引き寄せられます。
▲玄関正面の展示
そしてこちらが、今回最も気になった一枚。鮮やか!
デイヴィッド・ホックニー。イングランド出身で後にアメリカ・ロサンゼルスに移住。現在はフランスを拠点に、80歳を超えた今も精力的に活動するアーティストです。
代表にこの一枚を選んだ理由を聞いてみました。
ーこのアートに惹かれた理由とオフィス玄関正面に配置した理由を教えてください。
大西:よく言われることですが、「アートは現代社会への疑問を提起し、デザインは不便を便利にする」という言葉があります。
私がアートをこよなく愛するのはその点でした。
この絵に関しては、単純にポップでカラフルである点が好きですが、ホックニーはゲイアーティストとしても有名で、現在のようにジェンダー差別がなくなる以前(残念ながら今も少しだけあるのかもしれませんが)に、性別を超えた愛、情熱、そういったものを表現したアーティストです。
わたしがホックニーを好きな理由のひとつに、その時代、誰もあまり公表しなかった性的指向を堂々と公表し、それをアートで表現した、その勇気を尊敬しているところがあります。
作者のバックグラウンドや思想、時代背景などから、そのアートが持てる意味を知り、そのうえでまた改めて作品を見ていくと、よりアートの世界を楽しめると思います。
ようこそ!沼へ!
今回ご紹介したデイヴィッド・ホックニーの展覧会が、来月7月15日(土)から東京都現代美術館で開催されるそうです。
デイヴィッド・ホックニー展
2023年7月15日(土)-11月5日(日)
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/
わたしも、代表と話しているうちにまんまと沼にハマったので、行ってみたいとおもいますw
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