こんにちは!サマンサ・ホームステージング 広報チームです。
サマンサでは、毎年夏に、ホームステージング※の本場、アメリカ・シアトルのリアルター宅へのホームステイを実施しています。毎回立候補または推薦で選ばれた方が参加しているのですが、今年2025年は、住空間設計部のリーダー 島貫さんが選ばれ、7月にホームステイ体験をしてきました!
ということで今回は、島貫さんに研修の目的や現地での体験、そして日本でのホームステージングの未来についてお話を伺いました。
※ホームステージングとは、不動産物件の早期売却や値崩れ防止をアシストする不動産業界注目のマーケティング施策のひとつです。想定した物件購入層のペルソナを意識した家具やインテリアアイテムをレンタルして、物件の魅力を最大限に引き出します。もっと詳しく知りたい方はコチラ!
話を聞いたのはこんな人
シアトル研修に参加したきっかけ
島貫)研修の目的は大きく3つありました。
- インテリアの最新テクニックを学ぶこと
- 不動産市場を現地でリサーチすること
- ホームステージングに使う小物の買い付け
ホームステージング発祥の地であるシアトルの現場のインテリアを学びたいというのはもちろんですが、AmazonやMicrosoftが本社を構える都市で、経済が安定しているんです。そこで実際に暮らしや不動産を自ら体感したくて参加しました。
湖畔の家でのホームステイ体験
島貫)滞在先はシアトル郊外ブラックダイヤモンド地区の湖畔の家。ホストのPam(パム)さんは不動産歴45年の大ベテラン。お庭も家もとにかく広くて、滞在中はまるで映画のワンシーンのようでした。
驚いたのは、家の価値が25年で5000万円から3億円以上に上がっていること!シアトルの不動産市場のダイナミックな変動を目の当たりにしました。
夜には湖畔でバーベキューをしたり、近所の子どもたちが自然と集まってきたり。アメリカでは、「ご近所さん=もうひとつの家族」という関係性が当たり前で、暮らし方そのものがとてもオープン。日本との大きな違いを感じました。
物件見学で得たインスピレーション
ー どんな物件を見学されたんですか?
島貫)研修では、なんと30軒以上の物件を見学!2ベッドルームの平屋から、プライベートゴルフクラブ付きの豪邸、企画住宅のモデルハウスまで幅広く回りました。
印象的だったのは、ベッドの高さが日本よりずっと高いこと。バルコニーには当たり前のようにセカンドリビングがあり、屋外空間を暮らしに取り込む工夫がたくさんありました。子供部屋は「カウボーイ」がテーマだったりして、遊び心満載!
日本でよく見る「整った間取り」とはちょっと違って、暮らしそのものを楽しむ発想が溢れていました。
ホームステージングの工夫に驚き
ー ホームステージングの面ではどんな発見がありましたか?
島貫) 販売中の物件を訪れたとき、Pamさんが自ら設営した工夫に感動しました。
エアベッドを使って高さを調整したり、セールスポイントをわかりやすくパネルで表示したり。さらには香りで印象を演出するためにアロマディフューザーを欠かさない。五感に訴えるステージングの力を肌で実感しました。
「なるほど!日本でも応用できる!」と、メモの手が止まらなかった瞬間です。(写真だとちょっとわかりにくいかもですが…)
不動産会社・街並み・パーティーで感じたこと
シアトルでは大手不動産会社「John L. Scott」を訪問。地域イベントにも参加し、不動産業が地域社会に深く根付いていることを実感しました。
また、タコマでは、Pamさんのクライアントのホームパーティーにお招きいただき、映画のワンシーンのよう。築50年の家で開かれた70歳の誕生日会には近隣住民から顧客まで幅広い人々が集まり、アメリカならではの社交文化を体験しました。
小物の買い付けはまるで宝探し
― 小物の買い付けも楽しそうですね!
島貫)そうなんです!「ホビーロビー」「ホームグッズ」「サラテーブル」といったインテリアショップを巡ったんですが、日本ではなかなか見ないアイテムが手頃な価格で揃っていて、まるで宝探しのようでした。インテリアの幅を広げるアイデアがたくさん浮かびました。
帰国後の案件で、さっそく買い付けてきたアイテムを使ってホームステージングしてみたので是非ご覧ください。
↑わたしの一番のお気に入りは、「サラテーブル」で購入したこちらのネジネジのカトラリーです!
研修を通じて見えたもの
島貫)今回のシアトル研修を通じて、日本とアメリカの住宅文化の違いと、ホームステージングが暮らしに与える影響を深く学ぶことができました。ホームステージングは単に“家をきれいに見せる”だけじゃなくて、文化や暮らし方を反映しているんだなって。
サマンサ・ホームステージングでは、「日本でホームステージングを当たり前に」というビジョンを掲げています。今後は全国イベントやセミナーを通じて、今回の学びを還元していきたいと考えています。
これから挑戦したい人へメッセージ
島貫)「ちょっと不安だけど行ってみたい!」という気持ちがあれば、ぜひ挑戦してほしいです。本場のホームステージングを体感すると、知識も経験値も一気に広がります。きっととっても特別な経験になると思います。
サマンサなら、社歴や役職に関わらずみんなの「チャレンジしたい!」という熱い気持ちを全力で応援してくれますよ!
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